2011/06/24

懐かしい場所

最近はじまった深夜のJam Session。
ほぼ毎晩のように弟子の誰かがスタジオに来てくれて、思う存分練習をしセッションをする。
楽しそうなリズムや笑い声が聞こえてくると僕も楽しくなって来て、ついベースを抱えて飛び入り参加してしまう。
まるでバークリー音楽院で学んでいたときのような懐かしい環境が自分のスタジオに生まれた。
これは僕がずっと夢に思っていたことのひとつかもしれない。
わすれていたけれど。

毎日このセッションに関わる中で一番熱心な弟子に早くも変化が。
それは音楽することが当たり前になってきたということ。
日本の住環境では思う存分ギターやドラムを練習することはできないので、練習や演奏が特別なものになってしまう事が多い。
でも毎晩やってるとさすがに当たり前になってくるのだろう。
とてもナチュラルなオーラでありながら楽しみながら演奏している。
なんのプレッシャーもなく、そこには笑顔だけが溢れている。
こんな環境をずっと作りたかったし、自分も仲間に入りたかった。

これからこの環境ができるだけ長く続いてゆくことを切望するし、若い才能達の為に守ってゆきたいと思う。
それからもっとたくさんの才能にも出会いたいと思う。
この場所が音楽家達のクロスロードになれるように。