2011/07/20

アルペジオ中心主義

音楽のもっとも大切なエレメント「メロディ」。
これについて長年悩み、勉強と考察をしてきた。
何がいいメロディなのか?
何がよいアドリブなのか?
もちろん未だにハッキリした答えは見つからない。
しかし分析の方法論を一新し、今はアルペジオを中心に考えている。
おかげで新しい発見がたくさんあって、自分の中の靄がひとつ解消しそうな感覚までやってくることができた。

見えかけている答え、正確には仮説の段階だが以下にあげておく。

・良いメロディはアルペジオが透けて見える
・アドリブとはスケールではなくコードの提示
・アドリブとは伴奏である
・メロディを弾くことも伴奏である
・アウトとはReharmonizationの事

Accompanyとしてのギタープレイを至上に考える自分らしい仮説であるが、とてもしっくりきている。
個別に説明がいる表題だけれどもまだ試行錯誤中なので省略。
それより大事な事、それは
「考えの根幹の尺度を変えてみると新しい世界が見える」
ということに尽きる。

今はアルペジオ中心主義に立って、Available Note Scale、Tension、Out Phraseの存在しない世界に住み、新しい音楽を俯瞰している。
面白い。