2011/08/08

仕事に困らない100の言葉を読んでます

死ぬまで仕事に困らないために20代で出逢っておきたい100の言葉という本をAmazonのレビューで気になって購入しました。
Amazonさんは僕が興味をもつ面白い本をいつも紹介してくれるので、つい購入してしまいますね。

読んでいて思うのは僕も20代で読んでおきたかったな、という事。
人は自分の発する言葉通りの人生を歩んでいる、だから良い言葉にたくさん出会うべきなんだという著者のメッセージはまったく同感です。
でも自分にはまだまだ良い言葉との出会いが少ないとも思うので、この本でしばし勉強したいと思います。

これまでの人生を振り返って僕がどのようなものから言葉を学んできたか思い返すと、まずは漫画の影響が大きかったように思います。
小山ゆうさんの「がんばれ元気」は何百回と読み、少年ながらも何度も感動し、いまなおボロボロになった初版本を捨てずに愛読しつづけています。
大人になって読むと違った魅力にも気がつき、ほんとうに名作なんだなと思う作品です。

そして司馬遼太郎さんの小説。
「竜馬がゆく」はバイブルといって良いほど読みましたし、司馬さんの闊達で無駄な装飾のない文章の切れ味にしびれてしまいます。
まるで現場をみて書いたかのような司馬さんの文章は膨大なリサーチと現場に足を運ぶというジャーナリスト魂の結晶なんですよね。
ほんとうに素晴らしいと思います!

まだまだ良い言葉と出会わないといけない自分ですが、少しずつ自分も良い言葉を残せるような人間になってゆきたいとも思います。