2012/09/26

音楽のコードって未開拓。

ここしばらくギターのコードフォームに関する考察をすすめている。
今まで使ってきたコードのまとめと、まだ使ったことないコードとの出会いがテーマだ。
自分はコードプレイヤーなので他のギタリストよりは多くのコードフォームを知っているという自負はあるが、それでも研究を進めてゆくと弾いたことのないコードのなんと多いことか。
いかに普段あたりまえのコードばかり弾いているか痛感する。

そんな中考察しなくてはならないコードがいくつかでてきたので列挙しておく。

・Minor Major7 - マイナーコードだが7度の音がメジャーしてる。Harmonic Minorのスケールから派生するコードなので理解を深めておく必要性あり。
・Minor b6 - 非常に美しく響く和音だが押さえにくいのでギターコードではあまり見かけない。
・Minor7 #5 - マイナーコードにおいても5度がオルタードする可能性はある。ボサノバにおいてはb5は見かけるが、#5に関しても研究の余地あり。
・Maj6 b5 - 同じく6th系のコードに関しても5度のオルタードに関してはチェックする必要がある。同時にAvailable Note Scaleが何になるのかもチェックしておくべき。

まだまだ課題となるコードは多い。
通常のメジャースケールから派生しないこれらのコードは見落とされがちだし、仮に知っていたとしてもポップな音楽において居場所は少ない。コンテンポラリーなら別だろうが。
これらのコードは可能性としては存在してるので、その先にあるスケール、もしくはモードの発見が大事になるのかもしれないな。
グレゴリアン チャーチ モードだけでは言及しきれないモードの世界がまだ広がっている。
そもそもペンタトニックだってたくさんあるはずだし、セクサトニックに関しては未開拓だし。
うーん、音楽って全然解明されてないんだな〜。

難しい話で失礼します!