2012/09/07

指の動きと音色の相関関係。

今日のギターレッスンも白熱したいいレッスンだった。
レッスン中の話をする中で気がつくことが結構あるのだが、今日も新しい発見があった。
メロディでもコードでも弾く瞬間に押さえると良い音がするということだ。

事象としてそういう風に聞こえるというのは長年思ってきたことだが、なぜそう聞こえるのかについては考察してこなかった。
しかし今日の会話のなかで答えがわかった。
それは左手(コードを押さえる側の手)が弦を押さえるときに勢いよく押弦するとその場所からも弦振動が生まれ、右手でピッキングした振動と相乗効果となって大きくて良い音がする、ということだ。
実際にそれを気にしながら実験して弾いてみたが明らかに音量に差があったし、音の説得力にも差があった。
そういえば押弦の動きがダイナミックなギタリストほど説得力ある良い音色で演奏できている。
なるほどなあ。

20年ギターとまっすぐ関わってきたが、こんな基本の事さえまだ発見できていなかったとは未熟のいたりだが、それだけギターと音楽の世界は奥が深いということかもしれない。
もう一度シンプルなことから再考察してゆかないといけないな。