2013/02/23

クラーク ケントに学ぶ職人気質。

今日、一日中レコーディングをしていて気がついた。
いい仕事がしたければ、ギタリストにもユニフォームが必要だ。

今日の僕はいつもと同じスラックスにタートルネックセーター、ジャケットというコーディネイト。
買い物にゆく、ギターレッスンをする、カフェにご飯にゆく、ならそれでも良いと思う。
しかしギタリストとしてミュージシャンとして「レコーディング」という専門的な作業をする職人ならば今日の装いは間違いだろう。
ジャケットは動きにくくてパーカッション録音の度に脱いだり着たり。
起毛した素材のセーターは確かに温かいが、ギターを抱えると滑って弾きにくい時もある。
化繊のフリースは帯電しやすくてこの時期は誘導ノイズの原因にもなる。
コンガを叩く時は腕まくりをしたいが、セーターだと演奏中に袖が戻ってきてしまい、結果手とコンガの間にはいってクッションになってしまい、大きなベース音が出なくなったりもした。
とてもプロが専門的な作業に向かう状態ではなかったと反省している。

あのクラーク ケントだって、スーパーマンになって空を飛ぶ時はきちんと着替えている。
サラリーマン姿のままでもその力を行使できるはずなのに。
いや、きっとプロとして仕事をするために動きやすいユニフォームが必要なんだ。
そしてモチベーションを上げるためのマントも、責任の所在を表すための「S」のエンブレムも。
彼は本当のプロなんだということ、いまはじめて痛感する。
僕も真面目に改めて見習うべきだと感じている。

大真面目に、ギタリストとして音源制作に向かう時に必要なユニフォームはどうするべきか。
いくつか箇条書きしてみよう。

・折り返したらそのままの状態の袖。
・セーターよりもシャツ的なもの。
・フリースは帯電するのでNG。
・機能性を重視した服装。
・寒さと動きやすさ対策。
・モンベルなどのブランドが良さそう。
・腕が動きやすい状態で体幹を温めるためにベスト。
・できれば肩こり対策に軽いもの。ダウンベスト。
・首回りも温めて風邪対策できるハイネックのもの。
・下着は保温性が高くて伸縮性よいもの。
・七分袖くらいのものが良いかも。
・衣擦れの音が入らないような繊維。
・ギターが滑らない素材のズボン。
・保温性が高い靴下。
・モチベーションの上がるカラー。赤やオレンジ、ブルーなど。


以上が今おもいつくユニフォームの要件だろう。
これに見合う服を、次のレコーディング開始の前に考えデザインしたい。
ロスやストレスの少ない、より良いレコーディングの為に。