2013/05/16

ナイロン弦のギターの守備範囲のひろさ。

本日AcousphereのYouTubeチャンネルに上げた映像。
2001年の吉祥寺でのライブの模様から、ビートルズのレディーマドンナを演奏してる動画をアップロード。
過去の作品をたくさんの人に見てもらいたいという気持ちでユーチューブに映像をアップしているが、見返すことで1番勉強になっているのは自分自身かもしれない。
今回の映像でもいくつか気づくことがあった。
まずナイロン弦ギター、とくにGodinの表現力の豊かさと優位性。
これほど多くの音楽スタイルをひとつのギターでこなせるのはGodinならではだと思う。
バラード弾いてよし、フォークを弾いてよし、もちろんボサノヴァなんかは最高にはまる。
それだけかジャズのWalking Bassを入れたSwingのグルーヴも太い音色ゆえに受け止めることができて、おまけにファンキーなR&Bもこなす。
本当にオールラウンドなギターだと心底感心する。
結成当初にこのギターとの出会いがなければ今のAcousphereサウンドはなかったといってもいいだろう。
それくらいこのギターのサウンドに救われ支えられたと思う。
L-5をメインにして10年近く弾いた今でも、まだGodinのような守備範囲の広さは獲得できていないかもしれない。
今一度ガットギターのサウンドを自分自身のものに。
そんな気持ちを思い出しながら12年前の自分を興味深く観察している。
清水くんはどう思うだろうか。
いや、彼はずーーーーーーーっとナイロン弦弾いていたな。そういえば。
僕のような悩みはない相方を羨ましく思いつつ、今宵はこれにて。