2013/07/04

「愛のコリーダ」Acousphere Version!そしてアレンジの秘密。


Acousphere奥沢です!
2006年12月のライブ映像から今度は「愛のコリーダ」のアコースフィアバージョンをお届けします。
この楽曲は僕らAcousphereがエイベックスよりメジャーデビューするときのアルバム「Love Guitar」のためにアレンジしたものです。
当時のプロデューサーさんから「ギター2本だけでダンスミュージックに挑戦しよう!」というアイデアを受け取り、それは誰も挑戦したことのない画期的な企画だと清水くんと一緒に興奮したのを今でも覚えていますね。
それまでTuck Andressさん譲りのアプローチは多少理解していたものの、まだまだメインがジャズだったのでそのテクニックをダンスミュージックに移植できるのかはなはだ疑問でした。
現に最初の3曲くらいまではえらくアレンジを作るのに苦労したのを覚えています。
愛のコリーダはその3曲目くらいに思いついたアレンジで、原曲の冒頭のリフをハーモニクスだけで弾ける事を発見したときは自分でも驚きましたね。
(そういう感動、そういえば忘れていたなあ)
実はAcousphereの演奏はとてつもなく面白い解釈と発見とテクニックが詰め込まれているイノベーティブな音楽なんですが、多少はこういうことを語らないと、演奏だけでは伝わらないかもしれませんね。
これからは演奏を振り返りつつ、もう少しアレンジの見せ場等も伝えて行きたいと思いますね。
この文章を読みつつ上の動画をご覧いただければ幸いです!