2014/03/06

少しずつ変化はおきている。


昨日も一日の作業を終えた弟子達と深夜のカフェ&トークセッション。
弟子達の活動をどうバックアップしてゆくか話していたがまたひとつのことに気がつく。
彼らのビジネスが大きくなってきて、Acousphereの活動と重なってきたということ。
いま彼らがやらなくてはいけないことは、Acousphereも今やらなくてはならない事でもある。
逆にかれらのビジネスモデルをAcousphereが見習わなくてはならなくなってきた。
本当にそれだけ大きく成長したということだ。
非常に嬉しい事だ。

会話の中でいま彼らにとって「自主制作のフィジカルCD」の必要性が浮き彫りになってきた。
演奏の腕を磨き、ステージをたくさん経験して外注されるであろう演奏の仕事にも対応できるような身体を作ってゆく。
それにはライブハウスやモールでの演奏経験が大切になってくる。
その扉を完全に開くにはそこにビジネスがなくてはならない。
それが自主制作CDの現場での販売というビジネスだろう。

Acousphere RecordではこれまでiTunesを中心とした「ネット販売」というビジネスをメインで考えてきた。
次世代の音楽の聞き方はダウンロードやストリーミング主体になるのは間違いない。
それになるべく早く対応できる状態を作らなくてはいけないという想いがそちらのビジネスへの集中を加速させていた。
しかしその間フィジカルCD販売による現場主義ビジネスモデルをおろそかにしていたのも事実だ。
もちろん弟子達やAcousphere自体の現状が現場主義にそぐわなかったという面もあるが、いまようやくそこが戻って来たといえるのかもしれない。
ひとえに弟子達のがんばりによると思う。

こういった状況をもう一度再考察して、Acousphere自体の活動にも活かしてゆきたいと昨日は思った。
となれば大事なのは「ライブ」そして「音源制作」だ。
2014年は新しい流れがまた動き出しそうだ。
面白くなってきた!