2014/05/07

ギターでベース音を弾きながら独りでアドリブするアプローチを説明します!


Acousphere奥沢です。
次回のモーションブルー横浜でのライブにむけて新しいテクニックを試しています。
先日そのコンセプトの練習中の動画をアップしたのですが、その補足説明をかねて図をかきました。
上の動画がまずはそのコンセプトを使った演奏なのですが、左手の親指でベース音をホールドしながら残った指でアドリブを弾くというアプローチをしています。
親指をロックしておくことで定期的にベース音を付加する事ができ、これにより伴奏者がいなくともひとりだけで長くアドリブアプローチを完成したアレンジメントとして届ける事ができるようになります。
まさにソロギタリスト向けアドリブアプローチと言えると思います。
しかし親指をロックしているせいで選択できる音は指が届く範囲だけになってしまうというデメリットもあります。
下の図は親指をロックした状態で届く事ができる範囲にあるマイナーペンタトニックスケールの分布図です。
これらの音をランダムに選択し演奏する事によって、ロッキンでファンキーなアドリブメロディが立ち上がってきます。
今後の課題は更に選択できる音の数、音域の拡大となります。
そのためにはポジションをチェンジすることと、別のベース音に変化することが必要になってきますが、まずは一番大切なルート音だけにロックして、そこからどれだけの事ができるのかが課題です。
図を参照しながら映像をみると何がやりたいのか良く理解できると思いますので、その上でぜひ練習&挑戦してみてくださいね。