2014/08/12

人は言葉によってできている。


「おもしろき ことも無き世を おもしろく」
幕末の志士、高杉晋作の辞世の句だ。
この短い言葉にどれだけ影響を受けて来ただろうか。
いくつもの解釈があり、その全てが謎掛けのようでもあり、僕の気持ちをリセットしてくれる。
ほんとうに素晴らしい句であり、この句にであえてよかったと思うものだ。

「もともと世の中にたいしたものなんてないのさ。
何かに期待してる君の方が間違いなんだぜ。
何かが起こるのを待ってないで、自分の方からいかなくちゃ」

「このつまらない世の中を、人生をおもしろくする。
そのために俺らがいるんだろ。
おまえは何かおもしろくできてきたかい?」

「明治維新はさ、日本のためにやったんじゃねえよ。
俺らが楽しみのためにやったのさ。
日本をおもしろくしてやっただけ。それだけさ」

よい言葉との出会いがフィロソフィーを与えてくれる。
人は言葉によってできているのかもしれない。
もっとたくさんの良い言葉に出会いたい。