2015/09/24

言葉は処世術でできている。

人の言葉はほとんどが処世術でできている。
最近そう思えるようになってきた。
ある人が言う「嫌い」という言葉。
本当には嫌いなのではなく、そう言うことによってある自分のポジションを確立するために使っているのではないか。
より有利な立場に立つこと、それを前提にして自分が到達したいコンクルージョンへ人々を導くこと。
本心や真実はマスキングされポリティカルな攻防を制するために表出する言葉。
たぶんそれは当たっている。
だから人の本心を見抜くのは難しい。
でも逆にいえば穿った見方ができ、言葉の裏と表を考察することができるようになれば本心に迫る、または想像し近づくことも容易に可能になるともいえるのではないだろうか。
コミュニケーションの力学をもっと知りたいと思う。
そして処世術にまみれた自分自身を研究し己が何者なのか解き明かしてゆきたいとも思う。