2015/11/17

スーパーポジティブの権化。

生徒さんの福田くんのギターを預かっている。
このあと僕の手でアクティブ化をするのだがピックアップの取り付けステーの問題があり回路の再考察をしている。
写真のベネデットのピックアップをようやくみつけてこれをマウントしてBartoliniでアクティブ化するかと思っていた。
折良く清水くんが来ていたので相談する。

奥「EMGくっつかないからこういう回路考えたのよ」
清「え?EMG付くと思うよ」
奥「サイズあわないのよ」
清「ピックガード削れば付くじゃん」
奥「ステーもあわないのよ」
清「ボディに両面テープで付くじゃん」
奥「ええ?それで大丈夫かな?」
清「大丈夫!大丈夫!」
奥「...。」

彼のスーパーポジティブな姿勢には呆れると共に自分に一番足りてない部分だなあと感じる。
清「ギターなんてただの木工だからどうとでも加工できるよ!」
今回もこの言葉をいただいて考えが改まった。
もう一回EMGをマウントする方向で設計し直してみる。
しかし、奴の言葉でまた大変な思いをするのは僕。
難しい加工をどうリペアの人に伝えるか考えるのも話にいくのも僕なのだ。
その辺のことを清水くんはまだ知らない。