2015/12/23

Stickの想い出。



生活は困窮した。
なにせインカムがないのだから貯金は減る一方。
預貯金はあっという間に底をつき生活の厳しさ、チャンスを掴むことの難しさを痛感した。
もはや大事な楽器を手放して現金化する以外になかった。
サポート時代の相棒だったOvation、アメリカ留学時想い出のFenderのアコギ、そしてChapman Stick。
もうサポートの仕事にも戻れなくなるなあなんて諦めながらもアーティストとしての立身のために信じて突き進んだ。
あの別れの決断があったから今がある。

この数年ようやく買い戻せる状況が生まれてきていたけれど決断はできない。
必然性という出来事がみつからないからだ。
来年は麻生君のバンドでひょっとするとStickが活躍できるかもしれない。
そしてその先にサポートミュージシャン活動の復活が少し見えてきた。

[Acousphere Live]
2016年 2月2日 19:00 吉祥寺スターパインズカフェ
詳しくは http://www.acousphere.net へ!