2016/02/08

アコースフィア新機材説明!

先日のスターパインズカフェでのライブにむけてアコースフィアのサウンド機材を一新しました!
たくさんの方から質問をいただいてるのでどのような変更、進化をしたのか紹介したいと思います!

ステージ上の足元に置くエフェクターボードにインストールしたのはボリュームペダル、チューナー、サウンドインターフェース、電源タップの4つ。
以前のシステムにはこれに加えMac Book Airが必要で、音楽ソフトウェアLogicにて音色補正を行っていました。
MBAがなくすことができたのは新しいサウンドインターフェース「MOTU Track16」のおかげ。
DSPチップを本体に内蔵していて付属ソフトで詳細にコントロールしたのちStand Aloneで稼働することができるようになりました。
パラメーターは5Band EQ、Compression、8Track Mixer、Leveler、Reverb、Send Returnなどなど。
EQはParametricですが選択できる周波数がいくつかしかないので若干Graphic EQ的な使用感ですがライブでのEQならば必要十分。
Reverbも細かなパラメーターは少なくリバーブタイプも5種類しか選択できませんがこれもまた必要十分。
細かな設定はLogicには到底及びませんがMBAとの接続、同期、その後の動作の安定、Mac CPU性能によってのレイテンシー問題などをクリアし、堅牢さも手に入れることができました。
持って行く機材の量もおよそ半減。
現場に入ってからの手間は70%ほど減少しスピーディにサウンドチェックできるようになりました。

新チューナーはTC Electronicsの新製品。
こちらはPolyphonic Tunerになってまして全ての弦のチューニングが一括で行える優れもの。
ステージでのチューニングもスピーディに行えることでライブ演奏のテンポ感も良くなりました。
True Bypass仕様なので音の劣化の心配もなし。
ボリュームペダルも新製品、Hilton Electronics社製品のハイプロファイル仕様。
以前はPerfect Volumeを使っていましたが過酷な環境で使用を続けると内部のタコ糸が断線することがしばしばあり、常にバックアップを1台持ち歩かなくてはなりませんでした。
Hiltonはタコ糸での抵抗コントロールを廃止しデジタルでのボリュームカーブ作成と非接触光センサーの採用。
経年劣化による故障がほぼ考えられない堅牢性。
音痩せもなくストロークも良い感じ。
音楽製品もまだまだ進化してるのですね。

現状のテクノロジーを俯瞰して多分これ以上のシステムは考えられないのでこのあと数年はこのシステムを使い倒す予定です!
音色も過去最高の出来上がりなのでぜひ次回のアコースフィアライブにて現場にて確認してほしいと思います!